よくある質問


全国で養成講座や一般向けの講座を開催しています。開催日程については、講座一覧をご確認ください。サイトに掲載していない講座情報もございますので、詳しくはお住いの地域に該当する認定団体にお問い合わせください。

「テキスト」を読むことで、コモンセンスペアレンティングの内容を理解することはできます。ただ、学んだスキルを実際の場面で使うためには、ロールプレイによるスキル練習が大切です。家庭や職場などでコモンセンスペアレンティングを効果的に実践するためには、講座に参加されることをお勧めします。

初級指導者の資格では、コモンセンスペアレンティングで学んだ内容を所属内で内容を共有・使用することはできますが、一般に募集をかけて講座を開催することはできません。上級指導者になると、一般に募集をかけて連続講座を開くことができます。

できます。地域や人数によって値段が変わりますので、お近くの認定団体にお問い合わせください。基本料金はこちらからご確認いただけます。

幼児版は対象年齢が2歳から5歳まで、学齢期版は6歳から18歳までです。基本的な教育法は同じですが、子どもの年齢に合わせて教育法のステップやテーマが異なります。

現在、書店でのお取り扱いはございません。サイトの注文フォーム、またはFAXにてご注文ください。

どちらも連続講座で使用する補助教材です。講座内の活動や宿題として使う目的で作られているため、回答例は書かれていません。自宅学習の教材として使うことはできますが、わかりにくいところがあるかもしれません。

スキルカードはコモンセンスペアレンティングの教育法とステップが書かれたカードです。10枚セットで購入することができますが、全て同じ内容です。自宅でスムーズに教育法を使うために役立つ補助教材です。

養成講座で使用する教材のため、養成講座を開催する管理者にのみ販売しております。DVD単体での販売はしておりませんが、養成講座に参加するとテキスト、ワークブック、DVD、スキルカードを受け取ることができます。

講座を受講して良かったことなど、個人の感想を掲載していただくことは可能です。ただし知的財産保護の関係から、講座の内容(教育法のステップを含む)につきましては掲載不可(NG)とさせていただいております。

【掲載可能】
◯ 個人の感想、◯ CSP用語や教育法の名称、◯ ボーイズタウンやフラナガン神父に関する記載、◯ CSP事務局が発信している内容の引用(引用元を必ず表記してください)

例:先日CSPの連続講座で効果的なほめ方を練習しました。家に帰って子どもに使っているのですが、問題行動が減り、良い行動が増えてきたことを実感しています。ほめ方ひとつで子どもがこんなに変わるなんで驚きです。CSPに関する情報は、CSP事務局のホームページやフェイスブックに掲載されています。

【掲載不可】
× CSP用語の説明、× 教育法のステップ、× 養成講座で配布された資料の内容

例:先日CSPの連続講座で効果的なほめ方を練習しました。効果的なほめ方のステップは「1.承認を示す 2.良い行動を見せて話す 3.良い結果を用いる」です。家に帰って子どもに使っているのですが、問題行動が減り、良い行動が増えてきたことを実感しています。みなさんも私と一緒にCSPを学びませんか?CSPに興味のある方はご連絡ください!

その通りです。正式な取り決めというのは、BTCSPを用いた児童支援で子どもの最善の利益を保つために必要な学びやFBを定期的に受けるということを意味します。具体的な理由は3つあります。

①継続した効果をあげる
ご存じのようにBTCSPは、子どもと支援者に確実な影響が出るように設計されています。BTCSPを正しく用いれば、子どもと職員は継続して前向きに成長していきます。一方誤って用いると、支援に思わぬ弊害が現れます。具体的には過去に大きすぎる結果を頻繁に用いて人権侵害と疑われる事例もありました。正式な学びやFBなしにBTCSPを正しく用いるのは大変困難です。継続した効果を上げるために計画的で正しいスキルアップの機会を持ちましょう。

②社会的信頼
子どもの最善の利益を目指し、BTCSPの研鑽を重ねて取り組みをする施設と、そうでない施設では、支援の内容と結末に大きな差が現れます。研鑽を怠る施設が問題を起こした時、BTCSPを用いていると公言することで、研鑽を重ねて効果を上げている施設の社会的信頼に少なからず影響を及ぼすことがあります。アメリカでも問題を起こして公官庁より改善命令が出たときに、プロブラムに取り組むとその時だけ言い出す事例が報告されています。正式な手続きを経て研鑽を重ねている施設の社会的信頼は保護される必要があります。

③精神的価値
BTCSPの支援は、子どもの行動に注目しますが、最終は子どもの精神的成長を重んじます。子どもが社会の一員として身に着けておきたい、周囲から信頼されること、自らの責任を果たすこと、隣人への配慮などは精神的価値として大人がモデルとなり教えていきます。支援者が、必要な学びやフィードバック(FB)を定期的に受けることは、自らの責任を果たすことや自己研鑽して社会から信頼を得る支援スキルを身に着ける子どものモデルとなります。逆にそれを疎かにして場当たり的にスキルを用いる支援者は、プログラムの本質から外れ、本当の目的である精神的価値を子どもに教えることが出来ないと私たちは考えています。

以上3つの理由により、施設であっても個人であっても正式な手続きを経てBTCSPを用いることが、子どもの最善の利益を保つために大切なことをご理解頂きますようお願い申し上げます。