アメリカ最大の非営利児童福祉施設ボーイズタウンが長年の研究や経験をもとに開発された家庭向けの育児プログラムです。子どもの良い行動を励まし、悪い行動を減らし、代替行動を教えます。参加者は効果的なしつけ、積極的な態度で子どもと向き合う方法を学びます。1989年にネブラスカ州で第一回目の講座が開催されてから現在まで、日々変化する時代のニーズに合わせてプログラムは更新されてきました。
幼児版は2〜5歳、学齢期版は6〜16歳の子どもを持つ親・養育者を対象としています。発達に課題を持つお子さんにも効果的なプログラムです。保育士、ケアワーカー、学童や児童養護施設職員など、子どもと関わる職業の方には「専門職コース」をご用意しています。
幼児版は全7セッション、学齢期版は全6セッションで講座が構成されています。全てのセッションは、その前のセッションで学んだ内容の積み重ねになっています。プログラムを修了する頃には、多くの子育ての悩みを解決するためのスキルやヒントを得ることができます。
幼児版(2時間×全7セッション)
学齢期版(2時間×全6セッション)
現在、全てのコモンセンスペアレンティング講座は、一般社団法人日本ボーイズタウンプログラム振興機構の認可を受けた認定団体が運営しています。各認定団体には、米国ボーイズタウン本部のスーパーバイザーから直接継続した指導を受け、厳しい基準に合格した認定管理者が所属しています。また、プログラムの質を維持するため、認定指導者は定められた資格更新の条件を毎年クリアしなければいけません。受講者の皆様に安定した質の高いプログラムを提供しています。