コモンセンスペアレンティング学齢期版

Common Sense Parenting (School-Aged Children)

学齢期版テキストは、原文(Common Sense Parenting parent book)の第3版を翻訳したものです。この中には、ボーイズタウン・コモンセンスペアレンティング・プログラムと、新たに加えられた「子どもが学校で成功するために」、「ピア・プレッシャー(仲間からの圧力)への対処法」が含まれています。

「ボーイズタウン・コモンセンスペアレンティング®は、子どもの良い行動を増し、悪い行動を減らし、適切な代替行動を教える具体的かつ効果的なスキルを基礎としたペアレンティング・プログラムです。親は、効果的なしつけと子どもへの適切な配慮が増えると、より健康的で幸せな家庭と、良好で強固な親子関係を作ることが出来ます。

ボーイズタウン・コモンセンスペアレンティング® (CSP)は、1980年代後期、ボーイズタウンで実践されてきた養育の考え方を一般家庭に使えるものとして開発されました。このプログラムは、ボーイズタウンの指導モデルを基礎としています。つまりボーイズタウンのファミリーホームで実践される積極的なプログラムの延長上にあります。最初のコモンセンスペアレンティングのクラスは、1989年の1月にネブラスカ州オマハのアフェット空軍基地行われました。1922年を皮切りに、ボーイズタウンは、コモンセンスペアレンティングのクラスを指導する専門家の訓練を始めました。当初からこのプログラムは、世界中の200,000を超える方々に提供され、幅広い文化、様々な社会経済的背景の親、行動に問題のある子ども、虐待、育児放棄の背景を持つ家族に多くの利益をもたらして来ました。

このプログラムは、ペアレント・トレーナーによる6回のグループ・セッションにより構成されています。このプログラムの中で、親は、良い行動を励まし、悪い行動を思いとどまらせ、問題行動に変わる行動を教えるスキルを学びます。