コモンセンスペアレンティング「オンライン連続講座」&「ペアレントサポート」の紹介


ウィズコロナの新しい生活様式が求められる中、5月よりZOOMを使用したオンラインによる、コモンセンスペアレンティング紹介講座や連続講座をスタートしました。円滑なオンライン講座を運営するため、日本全国の認定管理者および認定上級指導者は4月よりZOOMの会議システムを使い、講義の準備を行ってまいりました。入念な準備が実を結び、5月下旬よりスタートした幼児版連続講座は、順調なスタートを切りました。多くの保護者様が、オンライン講座にご興味を持たれていると思います。

先日、連続講座第2回目の講座の様子を見学させていただきましたので、どのようにオンライン講座が行われるのか、ご紹介したいと思います。

  • コモンセンスペアレンティング幼児版は全7回の連続講座で、1回当たり2時間(途中休憩10分)です。

  • 受講者の皆さんは、開始時間の10分前から予め指定されたZOOM会議室にログインします。既に受講者の方はZOOM会議システムを使用した「紹介講座」を受講されているので、ログインまでの過程や画面の操作も非常にスムーズです。

  • 講座の初めは、前回出された宿題(家庭でやってみること)について、うまく取り組めたことや、逆に難しかったことなどの話し合いをしてから、前回の復習を行います。

  • その後、新しい概念や教育法の講義に入ります。講義では、テキストを読んだり、ワークシートに書き込んだり、映像を見て場面を想定した「練習」を行います。途中で子どもが泣いてしまったりなど、オンラインならではの状況も楽しみながら、受講者の皆さんは前向きに課題や練習に取り組んでいらっしゃいました。

  • 最後は、次回までに家庭で行う課題(宿題)を確認して、2時間の講座は終了です。質問がある方などは、そのまま残ってもらい、個別対応を行います。講座終了後、受講者用はWebフォームメールで、その日の感想や質問などを気軽に送ることができます。

今日はオンライン紹介講座の受講に続いて、7回の幼児版連続講座を受講中の保護者様のコメントをご紹介させていただきます。

受講者コメント(一部抜粋)

私の子どもに対する期待値はとても高いように思います。そして「〇〇はダメだよー」「〇〇してはいけない」と否定する言葉を多く使い癖になっています。事実を伝えるのに苦労しています。そして、私の語彙力の低さにも悩んでいます。子どもがやって欲しくないことをしていても事実を伝えれば結構な確率でその行動を止めることにも気がつきましたが、一番に出てくる言葉は否定が多いです。最近は気をつけて事実を伝えるよう努力しています。さらに、毎日午前午後に公園に出かけたり絵本を読んだりご飯中に楽しかったことを振り返ったりとSCALEを結構やっていることにも気がつきました。「私、育児頑張ってんじゃん」という自信もついたように思います。今までは「育児ってこれでいいのかな」「他のご家庭よりルールが多くて子ども達を苦しめてやしないか」等々育児に対する不安が多々ありました。今もありますが、きっとそれは私の自己肯定感の低さからきているのではないかと思うようになりました。コモンセンスペアレンティングの講座を数回しか受けていませんが、少しずつ実践してみると確実に私の家庭は笑顔が増え、私が怒り狂う回数が激減しました。さらに、3歳の娘は積極的に家事掃除を手伝ってくれ2歳の息子はトイレ(気分によりおまる)でおしっことうんちができるようになりました。失敗は多々ありますが、おしっこやうんちがトイレもしくはおまるで成功したら「ブーブー(車のシールくれ)」「かんかん(電車のシールくれ)」と言うようになってきました。

今までのように、遠くの会場に足を運ぶ必要はありませんし、お子さんを預ける必要もありません!連続講座受講者様の中には、ご夫婦で参加されている方もいらっしゃいます。 以前コモンセンスペアレンティングを受講されているママで「パパにも聞いて欲しい!」と思っている方には、是非このオンライン講座をパパと一緒に受講することをお勧めします。

また「講座を受講して、実際に家で使ってみたけど、うまくいかない。どうすればいいの?」という方は、オンライン・ペアレントサポートを活用してください。経験豊富な指導者による、個別のペアレンティングプランを作成し、家族に寄り添ったサポートを行っています。

皆様のご参加をお待ちしております。


講座スケジュール