言い争いの多い中高生への対応

子どもが中高生になると、普段の話し合いが気づけば口論に発展していることがあるでしょう。こういった時期は親にとって、とんでもなく苛立たしいものです。しかし、子ども自身もフラストレーションを抱えているのです。

子どもと最近よく言い争いになるなと感じたら、家の中をより平和に保つためのアドバイスを参考にしてみてください。

  • その場から離れる
    言い争いをするには2人必要です。親が反論しなければ、口論は成立しなくなります。黙っていることは難しいかもしれませんが、効果はあるはずです。
  • 結果を用いる
    口論の原因が子どもの問題行動であれば、その問題行動を伝えて、結果を用います。例えば、「数学のテストで赤点をとったので、今週はゲームをできません」と、シンプルに伝えましょう。
  • いつもと反応を変える
    子どもが口論スイッチを入れるタイミングを予想し、いつもと違う反応をします。その場を立ち去れない時は、子どもが予想しない方法で対応すると驚いて口論をやめるかもしれません。毎回成功するわけではありませんが、試して見る価値はあるでしょう。
  • 悪い結果リスト作る
    お互いが落ち着いている時に、子どもに期待する行動とそれらができなかったときの悪い結果のリストを渡しましょう。全てを書き出して、言い争う余地をなくします。
  • 子どもの理解を確認する
    お互いの期待値を話し合う時には、子どもが理解していることを確かめましょう。これは子どもの理解を確認するのであって、同意を求めるわけではありません。

元の記事:Dealing with an Argumentative Teen