子どものストレスと不安に気がつく方法

■幼稚園〜小学3年生
子どもの普段の行動を把握していることが大切です。明白な子どもの行動の変化は何か問題を抱えていることを示しているかもしれません。ここで覚えておくべきことは、すべての子どもが異なった性格を持っており、ストレスに対しても違う反応を示すということです。困った時にくすくす笑う子どももいれば、すべての事に対して機嫌が悪くなる子ども、引きこもって一人になろうとする子どもなど様々です。
■小学4年生〜中学2年生
子どもの普段の行動に注意を払いましょう。大きな警告サインは、集中力の変化です。気が散っているということは、何か気にかけていることがあることを示します。他には以下のようなサインがあります。
  • 成績の変化
  • イライラしやすい、怒りやすくなる
  • 課題をこなさない、学校の宿題やするべきことを終わらせない
  • 引きこもりがちになったり涙もろくなる
  • 無気力になったり、疲れやすくなる(寝不足が原因などで)

上記のものは、ストレスや心配事が原因で突然起こることが考えられます。変化に気がついた時には、子どもと話し合い一緒に解決することが大切です。

■中学3年生〜高校3年生
思春期の子どもたちは、非常に大きなストレスや心配の種となりうるような問題やプレッシャーに直面します。以下は、中高生のストレスに対するサインです。
  • 子どもが孤立している。いつもの友達と遊ばずに引きこもって静かにしている。
  • いつもはきちんとこなしている学校の課題提出が遅れる。
  • 学校を休みがちになる。
  • 疲れた様子(アイコンタクトなど)を示している
  • 自己管理ができなくなる
  • 泣きやすくなったり、怒りやすくなったり、過剰反応を示したりする

このようなサインをなるべく早く把握することが重要です。


元の記事:Communicating with Kids Series - How do I Recognize Stress and Anxiety in My Children