ほめるポイントを見つける
子どもが悪いことをした時に叱ることは簡単です。しかし、研究では子どもは怒られるよりもほめられたほうが悪いことをする回数が減ることがわかっています。子どもの良くない行動は気が付きやすいものですが、気が付いていないだけでほめることのできる良い行いがたくさんあります。
下記のカテゴリー内で良い行動を探してみましょう
- 子どもが既に上手にできること
親としては「できて当たり前」だと思っている行動もほめましょう。例えば、「就寝時間を守る」、「兄弟と仲良くする」など。
- 小さい改善が見えたとき
以前に注意した行動に改善が見られたら、そこに注目しましょう。「テストで100点」のような大きな成果を待ってはいけません。「前のテストよりも点数が上がった」、「提出物について先生から良いコメントをもらった」というような小さい進歩をほめてあげましょう。
- 新しいスキルを使おうとする試み
子どもの年齢にもよりますが、「トイレを流すことを忘れない」というシンプルな行動でもいいのです。もっと複雑な行動だと、「レストランで恥ずかしがってお母さんに注文してもらうのではなく、自分で注文する」などがあります。
良い行動を発見したときは、たくさんほめることを忘れないで下さい。これは、子どもにとって内面的なご褒美になるだけでなく、将来の子どもが親の注意を受け入れやすくなります。
ボーイズタウンの研究では、子どもを4回ほめて、1回正すのが最も効果的な割合だということがわかりました。
元の記事:
Finding Positive Behaviors to Praise – Even When They’re Hard to See